【人生100年時代コラム VOL.09】ちゃんと知れば意外と簡単
スマホ操作の5大ストレスに今すぐサヨナラ!
2018/10/25

便利だと聞いてスマホを買ったものの、予期せぬ動きに驚かされることはありませんか? 操作が思うようにいかず、時にはイライラしちゃう……という声も。でもご心配なく!ちょっとしたコツを押さえれば、その操作ストレスはスッキリなくなります。
教えてくれる人
太田百合子(おおた・ゆりこ)さん
三度の食事と同じくらいデジタル機器が大好きなITライター。あれこれ試した知識と経験をもとに、スマホやタブレットの楽しみ方を紹介します。
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[ストレス1] 触ってもうまく反応してくれない!
[これで解消!]
指の腹でやさしく触る。これが基本です。スマホをタッチするときの大原則は、「指の腹でやさしく」。ピンポイントに触れたくて爪を立てても、スマホは爪には反応しません。また、強く押しても反応がよくなるわけではない上、iPhoneの場合、6s以降の機種では「強押し」というタッチになり、別の機能が動き出します。
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[ストレス2] 何かしようとすると画面が回っちゃう!
[これで解消!]
たった2ステップで回転は止められます。スマホを横にすると、表示中の画面も横向きになる場合があります。画面位置が定まらず、煩わしく感じるなら、「縦向き」に固定を。逆に、動画を見るときなどは、横向きの方が大きな画面で見られるので、解除をおすすめします。いずれもスワイプして現れる画面(下参照)で設定できます。
[覚えておこう]
- Androidの場合
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上からスワイプ!設定用の便利な画面が現れます。 ホーム画面上部から2本指でスワイプすると、一発で「クイック設定画面」が現れます。明るさ調節やマナーモードの変更など、よく使う機能が集約。
- iPhoneの場合
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下からスワイプ「コントロールセンター」が現れて、画面を縦に固定できます。
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[ストレス3] 入力に時間がかかる!
[これで解消!]
「音声」で楽に素早く入力できます。目印はキーボード上のマイクマーク。ここをタップし、入力したい内容を声に出すだけで入力完了! またホームボタンの長押しで、Androidは「Googleアシスタント」、iPhoneは「Siri」が起動。話しかけると、答えてくれます。
[覚えておこう]
- Androidの場合
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Androidではキーボードの左上のマイクマークを押すだけで簡単入力。
- iPhoneの場合
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iPhoneではキーボードの左下にマイクマークがあります。ここをタップして、話しかけるだけ。
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GoogleアシスタントとSiriは、入力以外のことも助けてくれます。
例えば下の画像のように、「ここから東京まで」と言うと、経路検索をしてくれます。 -
[ストレス4]電話をしていたら、別の機能が動き出す!
[これで解消!]
耳から少し離して会話しましょう。実は通話中に他の機能が使えるためです。別の機能が動き出してしまうのは、耳に当たってしまったため。スマホは通話中でも、電話帳やストレス1で解説した「クイック設定画面」などを表示することができるのです。電話をするときは、耳から少し離すように話し、家にいるのであれば、「スピーカー」で話すのもよいでしょう。
[覚えておこう]
「スピーカー」を押せば耳から離して話せる。
通話中、「スピーカー」をタップすると、相手の声の音量がとても大きくなります。自分の声も、遠くから話しかけても相手に届くので、スマホを持たずに会話できます。
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[ストレス5] バッグの中で勝手に動いちゃう!
[これで解消!]
電源ボタンを押し、画面を暗くしてからバッグに入れましょう。画面がついているときにそのままバッグやポケットに入れるのは、誤作動のもと。一度、電源ボタンを押し、画面を暗くすることを徹底しましょう(長く押すと、別の画面が現れてしまうので注意)。また、手帳型ケースやポーチなどに入れることも、バッグ内での誤作動対策になります。
画面を暗くしてから、バッグへ
[覚えておこう]
スマホの動きをロックするケースがあります。
手帳型ケースの中には、ケースの開閉によって自動で電源がオン・オフになる機能が付いたものもあります。電源ボタンを押さなくてよいため、楽です。
カバーが近づくと、画面が消えます。
電池の消費もセーブ。
(撮影=中西裕人)いかがでしたか?
これで、スマホの操作でありがちな5大ストレスを解消できそうですね。解決法は意外に簡単なので、ぜひ試して、スマホライフを楽しみましょう!
※この記事は、「ハルメク」2018年3月号に掲載した記事を再編集しています。
Andoroidは、XperiaTM XZ1 Android8.0.0 iPhoneは、iOS11.0を使って解説しています。機種やOSによって、画面と操作方法が異なる場合があります。
監修=太田百合子 取材・文=田渕あゆみ、竹上久恵(ともに編集部)
コンテンツ提供:ハルメク