【人生100年時代コラムVOL.69】楽しい教養でもある映画

知っておきたい、映画館のお得なシニア割引サービス

2020/2/6

知っておきたい、映画館のお得なシニア割引サービス

映画館の大人通常料金は現在1,900円(一部1,800円)。すでに利用されている方もいらっしゃるでしょう「シニア割引」と「夫婦50割引」ですが、実は映画館によって対象年齢やサービスが異なります。ここでは主なサービス内容と利用する際の条件などをご紹介します。

  • シネコンの各種割引サービスと料金

    現在多くの映画館が、通常料金の他にサービスデーを含む各種割引料金を設定しています。また3DやIMAXなど、上映形態が変わると追加料金がかかるスクリーンもあります。そのため同じ映画でも、さまざまな料金設定があるのが普通です。

    各種割引料金には、「ファーストデー」のように日にちや曜日によって割引になるものと、「シニア割引」のように利用者の条件によって割引になるものがあります。

    ここでは、全国に展開するシネコンチェーンについて解説します。シネコンでは、600スクリーン以上あるTOHOシネマズとイオンシネマが最大手といえるでしょう。その後に約400スクリーンがあるローソン系のユナイテッド・シネマ、250スクリーン以上ある松竹マルチプレックスシアターズのMOVIX、東映系のT・ジョイ、東急系の109シネマズ、中部地方を中心に展開するコロナシネマワールドが続きます。

    主要シネコンの一般料金と割引デー
  • シニア割引は55歳から利用できるところも

    「シニア割引」を利用できる年齢は、一般的に「60歳以上」。しかし、スクリーン数が一番多いイオンシネマでは、それが「55歳以上」になります。つまり60歳未満の方でも55歳以上ならば「シニア割引」が利用できるのです。ちなみにイオンシネマではシニア割引を「ハッピー55」と呼んでいます。

    シニア割引の年齢と料金

    シニア割引の利用には、原則として「年齢確認ができるもの」(運転免許証や健康保険証など)を持参することになっています。

  • 「夫婦50割引」はどちらか一人が50歳以上ならOK

    「夫婦50割引」はどちらか一人が50歳以上ならOK

    「シニア割引」の他に、シニアが利用できる割引に「夫婦50割引」があります。これは夫婦のどちらかが50歳以上であれば適用される割引で、たいていの映画館で導入されています。シネコン系ではイオンシネマが2人で2,200円、それ以外が2,400円なので、前述のシニア料金と同じです(一部劇場を除く)。

    メリットは、「シニア割引」より対象年齢が低いので、適用範囲がずっと広がることです。「54歳と50歳」のご夫婦が利用できるのはもちろん、「50歳と30歳」のように同伴者が50歳以下でもご夫婦なら問題ありません。利用条件は、同時間・同作品となっており、当たり前ですが別々のスクリーンには利用できません。

    「夫婦50割引」の条件は、どちらか一人が50歳以上という年齢が証明できればいいことになっています。利用規約に「夫婦の証明」はありません。内縁の夫や妻も認められているご時世ですので、実際はカップルであれば利用できるようです。

  • 同伴者のことも考えて、その他の割引サービスもチェック

    同伴者のことも考えて、その他の割引サービスもチェック

    こちらはシニアでなくても使える割引サービスです。せっかく映画を楽しむなら一人ではなく、広く兄弟姉妹や子ども、年下の友人たちとも共有したいものです。シニアではない相手と見に行くときは、こうした割引サービスや、WEBで申し込みができる各種会員割引サービスなどを確認してみるといいでしょう。

    レディースデー、メンズデー

    「レディースデー」は、基本は水曜日に設定されていますが、イオンシネマでは「ハッピーマンデー」といって、女性だけでなく男性も月曜日に、同料金で入場できます(一部劇場不可)。また、コロナシネマワールドの「レディースデー」は金曜日で、別に「メンズデー」も月曜日に設定されています。いずれも割引料金は1,200円(イオンシネマは1,100円)です。「メンズデー」は「レディースデー」と異なり、同じシネコンチェーンでも実施劇場の有無があるので、男性の方は劇場別に確認しておきましょう。

    レディースデー、メンズデー

    ファーストデー、映画の日

    毎月1日が「ファーストデー」として1,200円(イオンシネマは1,100円)に。毎年12月1日は「映画の日」に設定されており、この日は1,000円になります。

    系列独自の割引デー

    TOHOシネマズは毎月14日が「TOHOシネマズデイ」、MOVIXなど松竹系(一部劇場を除く)は毎月20日が「MOVIXデイ」、109シネマズは毎月10日が「109シネマズの日」となり、1,200円の割引料金になります。イオンシネマはこれに当たるものはないのですが、「お客さま感謝デー(毎月20、30日)」はイオンのクレジットカードを持っていると一般通常料金から300円割引になります(本人のみ)。

    他にも、レイトショー、モーニング割引などがある劇場もあります。詳しくはそれぞれの映画館の公式ウエブサイトでご確認を。

    今回は映画館の割引料金のうち、主に「シニア割引」と「夫婦50割引」についてまとめました。筆者がシニアになってよかったと思えることの一つに、「毎日が割引料金」で映画館に行けるようになったことがあります(笑)。映画は、ご夫婦やお友達を誘って行ける気軽な娯楽です。また、知的好奇心を呼び起こしてくれる教養でもあります。ぜひ、割引料金を利用して、足を運んでみてください。

    系列独自の割引デー

    ※この記事は2020年1月の執筆時の情報によるものです。同じシネコンチェーンでも劇場によって料金や条件は異なります。また各種料金は特別興行や一部劇場には適用されません。各劇場のホームページで最新情報をご確認ください。

まえはら・としゆき

前原利行(まえはら・としゆき)
フリーライター&エディター。海外文化・旅行・映画・音楽などをテーマにした記事のライティングを中心に活動している。訪れた国は90か国以上。音楽や映画、アートに絡めるなど、テーマがある旅が好き。国内では、映画と音楽、そしてお酒は毎日欠かせない。

コンテンツ提供:ハルメク

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