【人生100年時代コラムVOL.78】型紙不要、手縫いでできる!

マスクを長持ちさせる!マスクカバーの作り方

2020/4/9

マスクを長持ちさせる!マスクカバーの作り方

手作りのマスクを作りたくても、材料が手に入らなくて困っていませんか。そこで、手持ちのマスクにかぶせて使う「マスクカバー」の作り方をご紹介します。マスクカバーをかぶせたマスクは肌あたりが優しくて、マスクが直接顔に触れないので、マスクカバーを取り換えれば1回使い捨てのマスクが何回も使えます。マスクを長持ちさせるお役立ちアイデア! 手縫いでもミシンでも作れて簡単。毎日取り換え用に何枚か作り、洗ってお使いください。

  • かぶせるだけだから、作るのも使うのも簡単!

    かぶせるだけだから、作るのも使うのも簡単!
    かぶせるだけだから、作るのも使うのも簡単!

    使い捨てマスクに付けて使う、布製の「マスクカバー」。着脱が簡単にできる筒状の形をしています。考案したのは、デザイナーでパタンナーの森岡リエさんです。

    「マスク不足で花粉症の私も含め、周りの方たちが困っていらっしゃったので作りました。転売や争奪戦などが横行しているのは悲しい。このようなときだからこそ、思いやりの気持ちを持ちたいものです。自分用だけでなく、マスクがなくて困っている方や、作れない方にはぜひ作って差し上げてくださいね」と森岡さん。

  • 型紙は不要、A4サイズの布を用意しましょう

    では早速、作っていきましょう。ここでは大人用普通サイズのマスク(縦9cm×横17.5cm)での作り方をご紹介します。生地は、ガーゼや綿ボイルといった薄手の生地を用意しましょう(なければハンカチを利用しても)。使い捨てマスクにかぶせるため、厚い生地だと息苦しくなる可能性があります。

    型紙は不要、A4サイズの布を用意しましょう

    用意する布の大きさは、21cm×30cm。A4サイズの紙や広告チラシ(21cm×29.7cm)を目安にするといいでしょう。

    型紙は不要、A4サイズの布を用意しましょう

    A4サイズの布ならば、縦の長さは<マスクを適度に広げた長さ(約14cm)×2>、縫い代は上下とも1cmです。横の長さは<マスクの横幅(17.5cm)>、縫い代左右とも1.7cmになります。

    レディースサイズやお子様サイズのマスクのカバーを作る場合は、A4サイズの布で作ると大き過ぎるので、マスクのサイズを測って、上記の縫い代を足して作った方がおしゃれに仕上がります。

  • 「マスクカバー」の作り方。手縫いなら30分

    ほぼ直線縫いだけで完成します。手縫いなら30分程度、ミシンならもっと手早く作れます。

    1.長辺を三つ折りにして縫う

    1.長辺を三つ折りにして縫う

    まず、左右の長い辺の端を、7~8mmの三つ折り始末にします。ピンがなければ、手で折り目をつけるだけでもOK。アイロンがあればアイロンをかけると、縫うのが楽です。反対側も同様に縫います。

    2.筒状にして、縫い代を始末する

    2.筒状にして、縫い代を始末する

    オモテ面を内側(ウラ面を外側)にして、長辺を半分に折り、筒状になるように短辺を2枚一緒に縫います。縫い代は、ほつれないようにかがります(ミシンならジグザグミシンかロックミシン)。

    3.筒状にしたら、ぐるりと一周、なみ縫いする

    3.筒状にしたら、ぐるりと一周、なみ縫いする

    縫い代の始末が終わったら、2本どりで、ぐるりと一周、なみ縫いします。薄手のガーゼの場合、なみ縫いをしてギャザーを寄せるときに目から糸が抜けてしまうことがあるので、三つ折りの分厚い部分でなみ縫いをするといいでしょう。

    4.ギャザーを寄せて、マスクの縦幅と同じにする

    4.ギャザーを寄せて、マスクの縦幅と同じにする
    4.ギャザーを寄せて、マスクの縦幅と同じにする

    マスクの縦幅の長さか、それよりちょっと狭めになるまで、糸を引きギャザーを寄せます。ちょうどよいところで玉止めし、もう一方も同様にギャザーを寄せてひっくり返したら、完成です。

    4.ギャザーを寄せて、マスクの縦幅と同じにする

    完成!使い捨てマスクに装着して使います。

    使い捨てマスクに装着して使います。

    直線縫いがほとんどなので、ミシンで作る方が楽です。また、手芸屋には布用ボンドやアイロン接着できるテープも販売されているので、作り方1の「長辺を三つ折りにして縫う」と作り方2の「筒状にして、縫い代を始末する」ときに利用すると簡単に作れるでしょう。

    ポイントは素材の布選び。王道の白い布で作るよりも、色付きの布の方がおしゃれに仕上がりますし、気分もアップ♪ 柄付きの手ぬぐいで作るのも、おすすめです。

    カバーは何枚か作って、毎日取り換えましょう。また、マスクにも唾や菌が付着すると思われるので、定期的に殺菌、取り替えてください。自分の咳やくしゃみや唾の飛沫から、周りの大切な人たちを守りましょう。

森岡リエ(もりおか・りえ)
1963年、兵庫県生まれ。デザイナー、パタンナー、色彩心理カウンセラー。ディオールやジバンシーにあこがれてアパレル業界に入りパタンナーに。企業パタンナーとしてさまざまなジャンルのブランドに携わった後、デザイナーに。また、色に興味を持ち色彩心理学を勉強し、12年前から児童養護施設でアートセラピーのボランティアも行う。

製図・製作=リュミエールアートスタジオ
コンテンツ提供:ハルメク

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